頭痛は症状がひどいと仕事や家事などの日常生活に影響を与えてしまいます。
片頭痛で病院に通ってお薬をもらう。
飲んでいてもなんだか効いた気がしない。。。
次第に飲む量も増えていっていくこともあるかもしれません。
辛い頭痛、なんとかしてお薬を減らして楽に生活ができるようにしませんか??
片頭痛が起こるメカニズム
片頭痛の病態生理はいまだ確定的な機序は示されていないが、従来から血管説、神経説及び三叉神経血管説が片頭痛の病態仮説として提唱されてきていました。
現在では、三叉神経血管系、脳幹部の下行性疼痛制御系および各種神経ペプチドが片頭痛に重要な役割を果たしていると考えられている。
少し難しいのでかみ砕いて説明させていただきます。
①三叉神経血管系
耳の横を通って顔に広がる三叉神経から痛み物質が出ます。
その痛みの物質が血管を刺激し脳血管が拡張、炎症が起こるということです。
この原因にはお薬を選択することが有効ではないでしょうか
②下行性疼痛制御系
脊髄に痛みの信号が入ってきても脳で痛みを感じる場所まで伝わらないようにブロックしてくれる機能のことです。
セロトニンやノルアドレナリンが関係しています。
痛みのブロックが行われないと、ちょっとした刺激に痛みを感じてしまうことがあります。
下行性疼痛制御系については、慢性的に続く痛みを抱える方への関与が近年注目されています。
この原因には痛み止めは効きにくいことがあります。
そこで片頭痛に対して筋膜リリースを行った研究がありますのでご紹介いたします。
薬による治療と薬を使わない治療で構成されたアプローチは、慢性片頭痛の患者さんにおける急性薬物消費および筋筋膜の機能不全を軽減することができる。
この研究は薬による治療と薬を使わない治療も行っています。
薬を使わない治療は論文の中では頭から首にかけての筋膜リリースと首から背中にかけての関節を動かすという内容になっています。
これを行うと薬の量を減らすことができたということです!!
まとめ
三叉神経血管系の頭痛には薬は有効だが
薬の効きにくい下行性疼痛制御系の頭痛には筋膜リリースが有効ということです!!!
薬を飲んでも改善されない頭痛は、ゆうき整骨院で筋膜リリースを行い薬を減らしませんか??
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